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ベルト

ケムファブ®・フレックスベルト


数々の独特な特性により限りない可能性を秘めた柔軟性複合織布・ベルトがケムファブ®・フレックスベルトです。
 
”オールマイティ・プラスチック”という異名を持ち、強度・耐久性・誘電製・非粘着性・耐熱性等々の優れた特性を有するフッ素樹脂(PTFE)。
 「ケムファブ®」は、このフッ素樹脂及びフッ素エラストマーを、ガラス繊維や芳香族ポリアミド繊維あるいはそれらの複合繊維で構成された織布にコーティング又はラミネート加工した特殊クロスです。
 フッ素樹脂と無機・有機繊維織布との絶妙なコンビネーション。
 それによって生み出される卓越した特性は、包装機のヒートシールや非粘着耐熱ベルトをはじめ、各産業分野で様々な用途に利用されています。
 今後も、産業の発展・拡大に伴い、さらに幅広く多目的に利用が期待されている「ケムファブ®」。製品種類を豊富に取り揃え、万全の技術体制で、各産業に貢献してまいります.

駆動方式プーリーの選択

フレックスベルトは通常平らな金属ロールで駆動させます。大きいベルトを駆動させる場合は金属ロールに厚さ約6.5mmで、理想的には硬度Aショアー30~40の柔らかいゴムをライニングして駆動させる必要があり、場合によっては用途に合せて特殊配合のゴムを使用します。 駆動ロール又は従動ロールは、より多くの面でベルトが接触するよう設計し、接触角度が90°以上の場合は、最小ロール径を下記の表に従って下さい

蛇行防止方法及び蛇行調整

ベルトの自動調整

蛇行防止はベルトを満足できる状態で走行させる為重要な要因となります。従って走行をスムーズに行う為の条件を右記に提案いたします
ベルト材料厚さ
(mm)
ベ ル ト 幅 (mm)
6.5~300
300~760
760~1,525
1,525~2,000
0.127~0.254
φ 76
φ152
φ203
φ254
0.279~0.483
φ152
φ152
φ203
φ254
0.508~0.635
φ203
φ203
φ203
φ254
0.660~0.762
φ254
φ254
φ254
φ254

ベルトの自動調整

ベルトの調整機にはいろいろな方法が有り、例えばステアリングローラー(2本方式又は1本方式)等有りますが、その方法については当社に御相談ください。
ベルト幅
片側ピン
両側ピン
コード
ライナー
片側
グロメット
両側
グロメット
自動蛇行
調整期
300mm以下
301~600mm
601~915mm
916~1,830mm

ピンタイプ方式

ピン打ち
金属のドット・ファスナーをベルトの片側又は両側の耳の部分に差し込みます。これらのピンはプーリーに掘られた溝に沿って走行するように設計します。
画像はピン打ち

コードライナー方式

コードライナー
コードライナー
ベルトに使用されるコード・ライナー方式はベルトのロールに接するベルト片側又は両側にコード・ライナーを縫い付け、ロールの片側又は両側に溝をを切り、その溝に沿ってコード・ライナーが移動しベルトの蛇行を防止しながら駆動させます。コード・ライナーの取付位置はベルト及びロールの内側12mmの位置に取り付けるのが理想的です。
画像はコードライナー方式

グロメット方式

グロメット
グロメット
グロメット法はベルトの片側又は両側に金属のリングを取り付けます。グロメット付ベルトの場合は、ベルトの長さをピッチの倍数の長さにしなければなりません。当社は、標準的なピッチとしてπ/2を選択しております。これによって、どの整数インチ径のプーリー径でも使用することが出来ます
画像はグロメット

耳補強方式

U型補強

補強方法=U型補強
主にメッシュ・タイプのベルト補強に使用し、ケブラー又は、TRシリーズを耳補強材として、熱融着し、更にミシンで縫います。
 

E型補強

補強方法=E型補強
ガラスタイプ及びケブラータイプに使用し、ベルトと同材質又はそれより薄いタイプでベルトの両面に熱融着で補強を行います。

I型補強

補強方法=I型補強
ガラスタイプ及びケブラータイプに使用し、ベルトと同材質又はそれより薄いタイプでベルトの片面に熱融着で補強を行います。
有限会社タケスエ
〒110-0016
東京都台東区台東3-39-5-1001
TEL.03-3834-6347
FAX.03-3834-3258
 
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